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  足回りをチェック  中古自動車のチェックポイント

中古自動車を上手に選ぶ為に、足回りをチェックするポイントを紹介しましょう。
足回りで目立つタイヤやホイールをじっくり見ると、どんな運転をされてきた車なのか分かる場合もあります。


まずタイヤが付いているホイールについては、深い傷の有無をチェックしましょう。
綺麗なホイールであれば問題ありませんが、縁石や塀などでホイールを擦ってしまうことも少なくありません。
硬い木の枝などでも、傷つくことがあります。
ホイールに傷がまったくない中古自動車を探すのは、かなり難しくなります。

ホイールちょっとした傷や浅い傷は、車の走りにはほとんど影響がありません。
しかし深い傷がある場合には、要注意となります。
深い傷がついた際に、ホイールが変形した可能性もありますし、車軸が傷んだ可能性もあります。
ホイールに深い傷がある中古自動車は、ホイールや車軸の部分に不安が残ってしまうのです。
さらにホイールの変形が目に付くような中古車は、選択肢から外しましょう。


タイヤについては、溝の形に注目です。
タイヤの溝で区切られたブロックを良く見ると、角が削られて丸くなっている場合があります。
たくさんのタイヤを見比べると、スポーティーな車でよく見られるはずです。

タイヤの角が削られるのは、コーナーを速いスピードで曲がったりブレーキ中にコーナーリングしたりと、ハードな走行をした跡なのです。
つまり、負担のかかる走りをした中古車であることが分かるのです。
その分ボディーやエンジンやブレーキなどの傷みが進んでいることが予想されるので、手を出さないほうが無難です。

タイヤが古くなると、側面に細かいひび割れが生じます。
そのままでは危険なので、タイヤ交換を購入の条件に加えるか、他の中古車を探したほうが無難です。
タイヤ4本を交換するには、サイズにもよりますが、結構な費用がかかってしまいます。

またタイヤの溝が規定より浅い、車検に通らないような状態の中古自動車も要注意です。
車検に通らない状態で走っていた車は、タイヤ以外の部分もメンテナンス不足である可能性が高くなります。
そうなると中古車の購入時にタイヤを交換してもらっても、他の部分がメンテナンス不足で交換が必要だったり、故障する可能性も高まります。


中古車の足回りをチェックするポイントは、ホイールの深い傷とタイヤの状態です。
ブレーキなどはチェックが難しいのですが、ホイールとタイヤは見やすくチェックもしやすい部分なので、しっかりチェックしておきましょう。

深い傷があるほどホイールをぶつけていると、車軸なども傷んでいる可能性があります。
タイヤを見ると、前の持ち主の走り方やメンテナンスが想像できる場合もあります。
足回りを見て傷んでいる可能性がある中古自動車には、手を出さないほうが無難なのです。




エンジンルームの確認 <<足回りをチェック>> 走行距離と経過年数




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