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  外観を確かめる  中古自動車のチェックポイント

中古自動車を上手に選ぶ為に、外観を確かめるチェックポイントを紹介しましょう。
外観には、中古自動車がこれまで使われてきた環境や運転の様子が刻まれています。
その外観から確認できる部分をしっかりチェックすることが、状態の良い中古車選びにつながるのです。


外観では、塗装の状態と錆のチェックが第一のポイントとなります。
パッと見て分かるほど塗装が傷んでいると、見苦しいですし、錆が発生しやすくなります。
また塗装が傷むほどの環境で使われていたということは、見えない部分も傷んでいる可能性が高いのです。
塗装は屋根の部分が一番傷みやすいので、背が高く屋根が見えにくい中古車でも、しっかり確認しましょう。

錆についても、一部分に錆が出来ていると、広がるのは早いことも考えられます。
特に、穴が開いてしまっているような錆がある中古自動車は避けましょう。

出来れば、排気がでてくるマフラーの錆もチェックしたいところです。
ボディーの下で見にくいのですが、石跳ねなどで傷がつきやすく、錆びて穴が開いてしまうことも少なくありません。
マフラーに穴が開くと騒音が大きくなったり排気が悪くなるので、次回の車検には通りませんし、修理が必要となります。


ドアの閉まり方も、大切なチェックポイントです。
ドアが閉まる際に変な音がする場合には、ドアかボディーが変形していることも考えられます。
油をさせば解消する場合もありますが、そもそもドアの開け閉めに変な音がするような状態で中古車を売っている店は、他の部分のメンテナンスの点でも不安が残ります。
運転席のドアだけでなく、全てのドアについてもチェックしましょう。


パワーウインドーやドアミラーの動きも、しっかりチェックしておきましょう。
動く部分は弱点となりやすいので、中古自動車では大きなチェックポイントとなります。
そこで動く部分であるパワーウインドーやドアミラーが、しっかりスムーズに動くことを確認しましょう。
動きにちょっとでもおかしい部分を感じたら、避けたほうが無難です。
こちらも、全てのパワーウインドーとドアミラーをチェックします。


中古車の外観を確かめるポイントは、ボディー全体の塗装と錆のチェック、そしてドアの閉まり方とパワーウインドーやドアミラーの動きです。
中でもドアの閉まり方は、目立たないながら大切な判断ポイントとなります。
ドアが閉まりにくくなる原因のひとつであるボディーの変形は、修理することが困難なので、中古自動車の症状としては致命的なのです。




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