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  自動車取得税 車の専門用語集

自動車取得税とは、車を購入した際にかかる都道府県に収める税金のことです。
地方自治体が定める車の価値が50万円以下の中古車ならば、自動車取得税はかかりません。

中古車の自動車取得税は、課税基準額に経過年数ごとの残価率を掛けた金額に対して、5パーセント(軽自動車で3パーセント)かかります。
課税基準額は車種やグレードごとに決まっていて、新車の車両価格の90パーセント程度となります。

例えば300万円の新車が3年経過した中古車を購入する場合には、課税基準額は270万円(おおよその金額です)、残価率は0.316なので、85.3万円となり、この5パーセントである4万2650円の自動車取得税がかかります。


自動車取得税がかからない条件としては、特別減税となるハイブリッドカーや電気自動車などもあります。
新車の購入価格にかかわらず、自動車取得税は100パーセント免除されます。
もちろん中古車で購入しても、自動車取得税はかかりません。

また新車から6年(軽自動車は4年)以上経過すると車の価値は1割となるので、こちらも自動車取得税はかかりません。
そこで自動車取得税がかならない中古車としては、6年(軽自動車は4年)以上古い車が狙い目となります。


50万円以下の車には自動車取得税がかかりませんが、中古車の販売価格ではなく、計算によって出た金額によるという点には注意が必要です。
普通自動車の場合は
 1年落ちの中古車で新車の価格が81万以下
 2年落ちの中古車で新車の価格が119万以下
 3年落ちの中古車で新車の価格が175万以下
 4年落ちの中古車で新車の価格が258万以下
 5年落ちの中古車で新車の価格が380万以下

軽自動車の場合は
 1年落ちの中古車で新車の価格が98万以下
 2年落ちの中古車で新車の価格が175万以下
 3年落ちの中古車で新車の価格が313万以下
新車時にこの価格以下の車ならば中古車の評価額が50万円以下となり、中古車を購入する際の自動車取得税がゼロとなります。
  (実際には評価額の設定などで違いが生じるため、おおまかな目安としてお考えください)




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